ごあいさつ

について語る場所を作ろう、と思ってこのブログを始めました。
書き手はいま現在二人だけですが、本について何か書きたい(けど一人でやるのは心もとない)
という思いの人がいたらどんどん加わってほしい、と思ってます。
テーマは特になし。
ルールは「本を読んで、面白かった」だけで済ませないこと。
僕は、面白さに反応している自分の「足りない部分」は何なのか考えて、
誰かと共有できる言葉にすることを、目指して書きます。(波)


稲田の講義で一番好きだったのが、木曜5限、荒川洋治の「現代文学史」。
一冊の本、ひとりの作家について、熱く語る現代詩作家。
石原吉郎高見順、荒川さんに教えられることがなければ、
知らずに生きてしまった作家のなんと多いことか。
そんな荒川さんの口癖は
「君たち、文学部の学生なのに、この作家も読んだことないのか」
いや、まあ、仰るとおりだけど、何ごとにもきっかけが必要だと思うのです。
なら、ちょっとやってみようと。(藪)